いつも訪問するブログ「糸巻きパレットガーデン」さん
この本についてのことを書かれていたので、
すごく気になり図書館で借りて読み終えた。
幼子の頃の記憶が孫を持つ年齢まで曖昧に尾を引く、
現実にもありうるだろうか?
時代背景が戦時中の疎開先での非日常だったからか。
主人公の性格が違っていたら、
ここまでも行かなかったかもしれない。
末っ子で、常にお膳立てされ育った彼女も、
結婚して子を持ち他者との経験を経て、
最後には、ふみこさんに惑わされること無く、
自分の意志で終の棲家を決めたことに安堵した。
いまだ人様の気持を量ること苦手なわたしも、
言動だけは気をつけないとと肝に銘ず。